安全な海外旅行のために! 海外旅行に行く前に

海外旅行に出発する前に知っておきたい。各種お手続きや現地情報などをまとめています。

■行き先の情報を集めましょう。



旅行に適さない国や地域の危険度の見方を、4段階にわけて解説します。現地情報を調べましょう

海外には旅行に適さない国や地域がたくさんあります。外務省では、旅行に適さない国や地域の危険度の情報を、4段階に分けて提供しています。なお、危険情報については、旅行前だけでなく、旅行中も常に把握するように心がけてください。



▽十分注意してください.
.その国・地域への渡航・滞在に当たって特別な注意が必要であることを示し、危険を避けるようにすすめるものです。

▽渡航の是非を検討してください。
.その国・地域への渡航に関し、渡航の是非を含めた検討を真剣に行い、渡航する場合には、十分な安全措置を講じることをすすめるものです。

▽渡航の延期をおすすめします。
その国・地域への渡航は、どのような目的であれ延期するようすすめるものです。また、現地に滞在している日本人に対しては、退避の可能性の検討や準備を促すメッセージを含むことがあります。

▽退避を勧告します.
その国・地域に滞在している全ての日本人の方々に対して、滞在地から、安全な国・地域への退避(日本への帰国も含む)を勧告するものです。この状況では、当然のことながら新たな渡航は延期することが望まれます。

海外の国・地域別の渡航情報は、外務省海外安全ホームページでご確認ください。


海外旅行に行く前に:現地情報を調べましょう旅行先の国・地域が決まったら、次は旅行の計画です。国・地域によって規則や風俗が違いますから、それらの情報をあつめてから計画をたてるようにしましょう。



ビザ(査証)とパスポート(旅券).
ビザ(査証)が必要かどうかは、旅行先の国によって異なります。ビザ(査証)が必要な場合には、ビザ(査証)がどのくらいで発給されるのかを事前に確認してください。また、入国の際にパスポート(旅券)に一定期間の残存有効期間が無いと、入国やビザ(査証)の発給を拒否する国がありますので、パスポートの残存有効期間も確認しましょう。

お金(外貨・現地通貨)の持ち出し、持ち込み
国によって入出国の際のお金の持ち出し・持ち込みの額が決まっている場合があります。

入国時に持ち込むことができる外貨の額
出国時に持ち出すことができる外貨・現地通貨の額
現地通貨から外貨に換金できる額 など



通関では、国によってさまざまな規制が行われています。以下のものは、多くの国で規制の対象となっています。

麻薬類や武器類
動物(食肉や魚を含む)や植物(防疫対策のため)
美術品等(信頼のおけるお店で購入し、国外持ち出しの可否を確認してください)
このほか、貴金属や高級カメラ、コンピュータなどの電気機器の持ち込みに申告が必要な国があります。
この場合、正確に申告を行ない、税関から渡される申告の受領証を出国まで大切に保管する必要があります。
滞在中に申告をした品物を紛失したり、譲渡したりすると、販売したものと見なされ、出国時に税金を徴収されることとなります。また、申告せずに持ち込んだ場合、出国時にそれが判明すれば、高額な罰金を取られることになります。

.写真撮影の制限.
.国防上の理由で、国境施設、軍事施設、空港・港湾・発電所などの経済施設について写真撮影を禁止している場合があります。

.旅行制限.
.外国人を制限している地域や旅行許可を必要とする国があります。

.風俗・習慣
人々の暮らしと宗教が密接に結びついている国は数多くあります。現地の文化、風習に触れることは旅の醍醐味ですが、宗教に関わる問題については、慎重に対応することが必要です。服装についても注意を要する場合がありますので事前に調べておくとよいでしょう。大切なのは、現地の風俗習慣を尊重し、常に慎重な行動を心掛けることです。

.現地情報の収集
旅行先の基本情報を確認したら、詳しい現地の情報を調べてみましょう。旅行がより充実したものになります。海外旅行に関する情報の収集先はたくさんあります。情報を積極的に集めること自体も旅の楽しみの1つです。

旅行前に!
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